KYC不要のオンラインカジノと必要なカジノの違いは何?リスクは?

KYC不要のオンラインカジノと必要なカジノの違いは何?リスクは?

オンラインカジノで面倒な本人確認書類の提出(KYC)はできれば避けたい、という方は多いですよね。ただ、KYC不要のオンラインカジノは魅力的な反面、安全性に不安を感じている方も多いのではないでしょうか。こちらの記事では、オンラインカジノのKYCの要否や、KYC不要のオンラインカジノの安全性について解説していきたいと思います。

目次

そもそもKYCはなぜ必要なの

KYCとはKnow your customerの頭文字をとったもので、サイトにより本人確認やアカウント認証とも言われています。目的としては、なりすましでのアカウントの作成や第三者のアカウントの乗っ取りの被害を防いだり、資金洗浄等の違法行為を目的とした個人や犯罪組織のアカウントの作成を防ぐ事にあります。KYCは利用者とサイト双方の安全な利用、運営のために必要な手続きとなります。

多くのサイトでは、以下の書類を提出することにより本人確認を行っています。

  • 身分証
  • 公共料金の請求書
  • 銀行口座が確認できる通帳の画像やスクリーンショット
  • クレジットカード本体の画像やカード情報のスクリーンショット

KYC不要となる条件は

KYC要否等の条件は、サイトや、そのサイトで取得しているライセンスにより異なります。サイトにより規定は様々ですが、KYCが不要となる条件の例として以下のようなものがあります。

  • 入金額の合計が2000ドル未満
  • 入出金が仮想通貨やその他特定の決済方法でのみ行われている

ただし上記にあてはまっても以下のような場合等様々な要因でKYCの提出が必要となる場合があります。

  • 登録の個人情報と決済の際に入力された情報に相違がある
  • 勝利金額が大きい
  • 重複でアカウントが作成された可能性がある

本人確認不要のオンラインカジノは安全?

最近では、オンラインカジノ 仮想通貨サイトも増え、上記に記載したとおり入金額が一定額未満で仮想通貨を利用している場合は、KYCの提出を求められなくてもあまり心配はいりません。多くのサイトでは、登録の情報に不備がある場合等でも、書類の提出を依頼する場合がある事から「KYC不要」を大々的に謳う事はしていません。セキュリティ上、KYC要否の条件やタイミングについて詳細の条件を公表していないサイトも多くあり、KYCの要否により一概に安全なサイトとそうでないサイトを見分けることはできません。

また、一部ではオンラインカジノライセンスを取得していない為、KYCの規定がなく本人確認不要となっている悪質なオンラインカジノもあるのが現状です。安全なオンラインカジノサイトを見分ける際には以下の3点を確認してみましょう。

ライセンス

オンラインカジノライセンスを取得していないサイトは保証がなく、危険ですので利用は避けましょう。サイトのホームページや利用規約にてマルタやキュラソー、マン島等を代表とするライセンスの取得について記載かあるかどうかを必ず確認しましょう。

サイトの評判

評判を確認する事は自分に合ったサイトを選ぶ意味でも大切です。決済やゲームに問題がないか等の評判を事前に確認する事で、危険なサイトを回避する事ができます。

ゲームプロバイダー

ライブカジノを除くほとんどのカジノゲームでは、乱数発生器(RNG)を利用しゲームの結果が決定されており、ゲーム結果に対してオンラインカジノサイト側が操作できない仕様となっています。

主要なゲームプロバイダーが提供しているゲームでは乱数発生器が装備されていますが、主要なゲームプロバイダーのゲームの取り扱いが見あたらないサイトは事前にライセンスの取得状況やゲームの還元率を問い合わせる等、安全性を確認した上でサイトを利用するようにしましょう。

まとめ

お金のやり取りをするオンラインカジノの利用において、安全性は最も重要です。KYCの提出は面倒ではありますが、安全性を確保するための手続きとなりますので、依頼があった場合は身の潔白を証明する意味でも提出をしましょう。

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