オンラインカジノでは見つからない日本のギャンブル

オンラインカジノでは見つからない日本のギャンブル

最近、スマホで手軽に楽しめるネットカジノが話題になっていますよね。現在万博を開催している大阪夢洲にも、2030年にカジノがオープンする予定です。でも、日本にも昔から独自のギャンブル文化があることをご存知でしょうか?

今回は、ネットカジノやカジノでは味わえない日本のギャンブルについて、その魅力や特徴を詳しくご紹介します。ぜひ最後までご覧ください。

目次

日本の公営ギャンブルって何がある?

日本には法律で認められた「公営ギャンブル」があります。これらは国や地方自治体が運営していて、売上の一部は社会貢献に使われているんです。

また、単なる賭け事というだけでなく、観戦の楽しみも味わえるのが特徴。実際に足を運んで観戦すると、テレビでは伝わらない迫力や興奮を体験できますよ。

競馬

全国に10か所の中央競馬場があります。初心者の方は、まず100円から買える馬券から始めてみるのがおすすめ。

パドック(下見所)で馬の調子を見たり、競馬新聞を読んだりして予想するのも楽しみの一つです。オンラインカジノでも実際のレース映像をライブ視聴できますが、スタンド全体のどよめきや馬が駆け抜ける振動など、五感で味わう迫力は現地観戦ならではです。

競輪

競輪は自転車競技で、選手たちの駆け引きが見どころ。全国に43場あり、ほぼ毎日どこかで開催されています。売上の一部は機械工業の振興や防災などに役立てられています。

選手同士のラインと呼ばれるチーム戦略があるのが特徴で、単純に速い選手が勝つわけではないところが面白いんです。他にも競艇とオートレースがあります。

宝くじやtotoは?

宝くじには、ジャンボ宝くじ、ロト、ナンバーズ、スクラッチなど様々な種類があります。数億円という夢のような金額が当たる可能性があるのが魅力ですね。

totoはサッカーの試合結果を予想するくじで、キャリーオーバー時は理論上最大12億円もの当選金額になることも。売上の一部が日本のスポーツ振興に使われるという社会貢献の側面もあるんです。

パチンコ・パチスロは日本だけの文化?

パチンコ・パチスロは、法律上は「遊技」という扱いですが、日本人にとって最も身近な賭け事といえるでしょう。全国に約6,800店(2023年末時点)もあり、駅前や繁華街で必ず見かけますよね。

最近では人気アニメや映画とのタイアップ機種が多く、好きな作品の世界観に浸りながら遊べるのが魅力。初めての方は、1円パチンコや5円スロットから始めるのがおすすめです。一部のオンラインカジノでも日本のパチンコ・パチスロが遊べますが、店内に響く独特の音、玉やメダルの重みなど、パチンコ屋でしか味わえない魅力もたくさんあります。

日本の伝統的な賭け事にはどんなものがあった?

日本には江戸時代から様々な賭け事が存在していました。お金を賭けることはもちろん違法ではありますが、現在でも遊ばれているものもあります。

花札

花札は16世紀にポルトガルから伝わったカードゲームが日本独自に発展したもの。48枚の美しい絵柄には日本の四季の花々が描かれています。江戸時代には「こいこい」や「おいちょかぶ」といった遊び方で金銭を賭ける賭博として大流行し、幕府から何度も禁止令が出されたほど。

現在でも賭博としては違法ですが、遊んだりすることもあります。今年Switch2をリリースしたあの任天堂も元々は花札を作る会社だったというのは有名ですよね。

丁半博打

丁半博打は江戸時代から続く日本の代表的な賭博で、2個のサイコロの合計が偶数(丁)か奇数(半)かを予想するシンプルなゲーム。

胴元が茶碗でサイコロを振り、「丁か半か!」の威勢の良い掛け声で客が賭ける姿は時代劇でもおなじみ。単純なルールゆえに誰でも参加しやすく、博徒の世界では重要な資金源となっていました。

まとめ

日本独自のギャンブル文化についてご紹介しました。競馬や競輪、宝くじやパチンコなどの日本のギャンブルにも魅力がたくさんあります。花札もスマホやテレビゲームで遊べますので、ぜひ遊んでみてください。

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