2019年に元号が令和となり、その元号を発表したのが菅義偉官房長官。
令和おじさんなんて呼ばれたりして、とても話題になりましたね。
#本名にかすってもないのについたあだ名
令和おじさんこれでしょマジで pic.twitter.com/CT2oQ5BYlR
— えるたそ (@ellst0124) January 2, 2020
「令和おじさん」として知名度を高めた菅氏は、会見対応の安定感にも定評がありますよね。
そんな菅氏、さぞかし恵まれた人生を歩まれた方なのかと思いきや、意外な学歴と経歴を持った方なのだとわかりました。
静かな風貌の菅氏は、向上心とチャレンジ精神にあふれた方だったのです!
そこで今回は、
- 菅義偉の学歴と経歴が意外!?
- 出身や実家の家業と両親についても!
ということについて迫ってみたいと思います。
それではさっそく、本題へ入っていきましょう。
菅義偉の学歴と経歴が意外!?
内閣官房長官として安倍内閣を支えてきた菅義偉氏。
次期総理大臣候補としての呼び声も高く、昨年の参院選では全国行脚して自民党を勝利に導くなど存在感を増しています。
そんな菅氏、さぞかし順調な人生を歩んで来られただろうとだれしも思いますが、出身地の秋田の高校を卒業した後に、集団就職で上京し、段ボール工場の作業員として働いていたというのです!
菅氏の出身地は秋田県湯沢市。
湯沢市は、雪が深い秋田市の中でも豪雪地帯として知られています。
自然はいっぱいですが、何といっても田舎です。
菅氏は何とかしてここから逃げ出したいと思い、家出同然に上京したのでした。
菅氏の学歴は、
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となっています。
高等学校は、家から一番近いところを選び二時間かけて通学しました。
そして、父親から農業大学校への進学を勧められましたが、断って集団就職で上京したのです。
菅氏は現在、71歳で私も年齢が近いのであの頃の状況がよく分かります。
集団就職が「金の卵」ともてはやされた時代は終わり、クラスの半数くらいは大学に進学していました。
また、学生運動が盛んで、同じクラスの男子などは「進学したらゲバ棒を持つ!」と宣言していました。
そんな時代です。
上京した菅氏は、都内板橋区にある段ボール工場で勤務しますが、将来に不安を感じ、数か月で退社します。
そしてその後に大学進学を決意。
朝は築地市場の台車運び、夜は飲食店で皿洗いのバイトをして、その合間に受験勉強をしたそうです。
努力の甲斐があって二年後、法政大学の法学部に入学することができたのです。
大学在学中も生活費や学費を稼ぐために、ガードマンをしたりカレー店でバイトなどしたそうです。
家出同然で故郷を飛び出してきましたから、親には頼れないし、自身のプライドにかけて自立しなくてはいけなかったのでしょう。
それにしても二世、三世政治家が幅を利かしている今の自民党で、菅氏のように苦労して現在の地位を築いたのは素晴らしいですね。
出身や実家の家業と両親についても!
菅氏の出身は、前述したように秋田県湯沢市。
菅氏が育ったころは、秋田県雄勝郡秋ノ宮村という雪深い村でした。
菅氏の実家の家業はイチゴ農家で、父親は菅和三郎(すが・わさぶろう)という方です。
2010年に92歳で亡くなられています。
父親は菅氏に農家を継いで欲しいと望んだそうですが、菅氏はそれを嫌い家出同然で故郷を後にしました。
父親と母親2人で支えていた家業のイチゴ農家。
朝は暗いうちに起きて、平日も日曜もなく働きづめ。
菅氏はそんな農家の仕事を継ぐことなく東京で成功者となったわけですが、ご本人曰く、「朝活が得意!」だということです。
日曜版の「仕事の現場」。#菅義偉 官房長官が登場。「朝活」が得意なのは、故郷の秋田で農業を営んでいた両親が早起きだったからという事です。写真特集でhttps://t.co/lvaH5juCXX pic.twitter.com/rQzcWw1Z1t
— 毎日新聞写真部 (@mainichiphoto) September 2, 2019
早起きで働き者のご両親の背中をみて育ってきたからでしょうね。
ここにきて、菅氏の周辺で不祥事が続いています。
昨年9月の内閣改造で菅氏が入閣を後押ししたとされる、菅原一秀前経済産業相と河井克行前法相が1カ月半程度で相次ぎ辞任したこと。
菅氏の右腕と言われる和泉洋人氏は女性問題で批判を受けました。
桜を見る会の記者会見では、返答に対してのブレや説明不足が指摘されました。
いつも冷静な菅氏らしからぬ対応に、心配する声もあがっています。
2世3世議員ではない強い信念の持ち主だと多くの人が支持してきた菅氏が、批判を浴びています。
ポスト安倍と期待されていた菅氏の今後がとても気になりますね。
菅氏は、
(桜という漢字は)見たくも聞きたくもない
引用元:Yahoo!ニュース
とぼやいたとされていますが、政権発足以来、数々の危機を乗り越えてきた菅氏。
今後の成り行きを見守りたいと思います。
まとめ
2019年に元号が令和となり、その元号を発表したのが菅義偉官房長官。
令和おじさんなんて呼ばれたりして、とても話題になりました。
今回は、
- 菅義偉の学歴と経歴が意外!?
- 出身や実家の家業と両親についても!
ということについて迫ってみましたが、いかがでしたでしょうか?
今回は以上になります。最後までご覧いただき、ありがとうございました!